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トマト、ゴーヤ、スイカなどの発芽温度は25℃〜30℃と高いです


夏野菜の種まきは、早いものだと2月頃から始まります。
2月といえば日本では厳寒期にあたり、一年で一番寒い頃です。

夏野菜は発芽温度がやや高いものが多いため、
そのままの状態で種まきをしても、なかなか芽を出さなかったり、
芽を出す前にカビが生えてダメになったりすることが多いです。

低温時は、加温をして発芽温度まで上げる方法があります。
加温する方法は、各種あるので、一番合ったものを試してみましょう。


どの方法も、昼間は日当たりの良い窓辺に置くようにし、
日が暮れたら窓から離れた暗い場所に移動させるようにします。


[夏野菜 種の加温は?]


■家にあるもので加温

家庭菜園や園芸をしていると、加温設備が欲しくなりますが、
思いのほか高価格で、スペースも必要です。

家にあるものでも、
簡単に加温ができますので試してみてください。


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卵のパックと発泡スチロール箱でトマトを発芽させています


・卵のパック
市販されている卵の入っている、
透明のプラスチック製パックが加温に使えます。

卵のパックは小さな温室が連結されている状態と考えて、
卵のパックに用土を入れて、種まきします。

ポイントは、フタ側に空気抜きになるように穴を空けておくこと。
土を入れる側も、底面吸水や余分な水を抜くために穴を空けておきます。 


ときどき霧を吹いて湿らせ、
夜間は段ボールなどに入れ暖かい場所に移動します。
発芽した後は、ポット上げして育苗を続けます。


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ジフィーピートバン C)園芸ネット プラス


・ビニール袋、保存袋
ジフィーピートバンなどに種まきをし、
ビニール袋やビニール製の保存袋に入れておくことで加温になります。

ビニールに入れておくことで、水分の蒸発を防ぐこともできます。
昼間日に当てている間は、空気抜きのために、
袋の口を半分くらいあけておくと良いでしょう。


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・発泡スチロールの箱
風がふいた時の寒さや、地面の冷たさから守るのに、
発泡スチロールの箱はぴったりです。

発泡スチロールの箱の底に穴を開け、濡れた新聞紙で覆って、
透明ビニールをかけるのが効果的です。

フタ付きの発泡スチロール箱であれば、
夕方以降にフタをすることで簡単に暗い環境を作れます。

日が暮れてからも明かりのついた場所に置いておくと、
植物の体内時間がずれたり、徒長してしまう原因になるので、
暗い環境を作ることはとても重要です。
*電気あんかやペットヒーターで加温できますが、
くれぐれも事故などないよう注意してくださいね。



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ポット上げしたトマトも、発泡スチロールの箱にいれて、日光を浴びせ育苗します


■本格的に加温

種の数や品種が多いと、ビニールや卵パックだけでは、
追いつかないこともあります。

そのような時は本格的な加温器や育苗器を、
導入するとスムーズで安心です。


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家庭用発芽育苗器 C)ハーブティー専門店 e-ティザーヌ


・発芽加温器・育苗器
電気式のものと、電気を使わないものとあります。
電気を使わないものは、昼間の間は温度が高くなりすぎないよう、
フタの開け閉めをして調節する必要があります。

電気式のものは、サーモが働いて温度を自動調節してくれます。
日中、こまめに温度調節ができない場合は、電気式のものが便利です。

■参考
・夏野菜 種類
・野菜苗 販売店紹介
・3月の家庭菜園作業 タネまきと収穫の季節に
・4月の家庭菜園作業 栽培準備と植え付け
・5月の家庭菜園作業 夏野菜と葉物の栽培
・プランター 支柱の立て方 図解
・野菜 支柱の立て方
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