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挿し木から増やした月桂樹


■月桂樹 栽培データ

英名・学名 bay laurel・laurus nobilis
形態 常緑高木
原産地 地中海沿岸
草丈/樹高  5m〜10m
開花期 4月〜5月
花色 黄色(雄木)、白(雌木)
栽培難易度(1〜5)  1
耐寒性 普通
耐暑性 強い
特性・用途 初心者向き、常緑性、香りがある



■月桂樹 鉢植えの育て方

・栽培環境
月桂樹(ローリエ、ローレル)は、
基本的には風通しと日当たりの良い場所で育てますが、
耐陰性があるので、少し日当たりの悪い場所でも枯れません。

枝が横より上に伸びる傾向があるので、
横に伸びる木が育てにくいスペースでも植えられます。

寒さにはある程度耐えられますが、冷たい乾いた風が苦手です。
冬に強い寒風が吹く場所は避けましょう。

・植え付け
しっかり暖かくなった、4月下旬〜6月中旬頃が植え付けの適期です。
あるいは、夏の暑さが和らいだ9月〜10月にも植え付けが可能です。

購入した苗の大きさによって、鉢の大きさを変えます。
苗の根鉢よりも、一回りが二回り大きい鉢を用意します。

あまり大きい鉢だと、土の量が多くなり過湿になることがあります。

鉢の底が隠れる程度に、鉢底石を敷き、その上に用土を入れます。

用土は、小粒〜中粒の赤玉土7に腐葉土3と、
元肥として化成肥料を少量足してよく混ぜたものを使います。

市販されている草花用の培養土でも問題ありません。
苗の根鉢は、全体の表面を少しほぐしてから植え付けます。

植え付けが終わった後は、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えておきます。


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月桂樹の苗 C)花ひろばオンライン


・水やり
土の表面が乾いたら、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えるようにします。

基本的には少し乾き気味に管理しますが、
植え付けた後2週間〜1ヶ月ほどは、
まだ根付かない状態なので、あまり乾かないように注意します。

葉が乾燥しすぎると、害虫がつくことがあるので、
時々は葉水を与えるようにしましょう。

・肥料
1月〜2月頃に、寒肥として緩効性肥料を与えます。
8月〜9月にも、寒肥と同じ緩効性の肥料を与えるようにします。

3月〜10月の間に、葉が黄色くなったりするようであれば、
即効性のある化成肥料か、液体肥料を与えて様子をみましょう。

・植え替え
鉢で育てていると、そのうち鉢の中が根でいっぱいになってきます。
根の育つスペースがなくなってしまうと、
根詰まりを起こして生育不良を起こしたり枯死することもあります。

2年〜3年に1回くらいのペースで植え替えを行うようにします。

時期は植え付けと同じ、4月下旬〜6月中旬か9月〜10月です。
それまで育てていた鉢より、一回り大きい鉢に植え替えます。

植え替えた後は、水をたっぷりと与えて、
根付くまでの2週間〜1ヶ月ほどは乾かないように注意します。

また、2年〜3年経っていなくても、鉢底から根が見えていたら、
根がいっぱいになっているサインです。
植え替えを行って、根の生育スペースを広げてあげましょう。


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月桂樹の新芽


・剪定
4月頃と、10月〜11月頃が剪定の適期です。
芽吹く力が強いので、強めに切っても問題ありません。

円錐形に仕立てたり、生垣風に仕立てることもできます。
上部の枝だけを残して丸く刈り、トピアリー風に仕立てるのも素敵です。
全体のバランスを見ながら、好みに仕立ててみましょう。

枝が混みすぎると、風通しが悪くなり、
害虫がついたり病気の原因になることがあります。

混みすぎている枝は間引き剪定を行い、
風通しが良い状態を保ちましょう。

・増やし方
挿し木で簡単に増やすことができます。
まずは挿し穂を用意します。

10cm〜15cmほどに枝を切り、
水を入れた瓶などに1時間ほど入れて水上げをします。

用土に挿す部分に葉が残っている場合は、取り除いておきます。
また、葉が多い場合は、水の蒸散を緩和するため、
葉の数を減らすか葉を半分に切っておきましょう。

鉢などの容器に、赤玉土を入れて湿らせておきます。
用土に水上げをした挿し穂を優しく挿し、乾燥しないように管理します。
発根した後は、1株ずつポットや鉢に植え付けて育てます。

*↓こちらの挿し木方法をすれば、7割は発根できます
>>挿し木(挿し芽)の方法 画像つき


■収穫

常緑性の木ですので、年間を通して葉の収穫を行うことができます。
新しく生えた柔らかい葉ではなく、
生えてから半年以上経った葉の方が収穫には適しています。

収穫した葉は、そのまま利用しても良いですし、
両面をよく洗ってからザルなどに入れて乾燥させ、
保存袋などに入れて冷暗所で保管します。

植え付けて間もない、まだ小さな苗の状態であれば、
収穫よりも株の生長を優先して、収穫は控えるようにしましょう。


■病害虫

カイガラムシがつくことがあります。
幹や枝に、白いものが、
こびりつくようにくっついていたら、カイガラムシです。

歯ブラシなどでこすって落とし、駆除するようにしましょう。
そのまま放置していると、すす病などにかかることがあります。
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