
ローズマリーはやや乾燥気味に栽培します
■ローズマリー 枯れる理由は?
1.毎日水をあげているが枯れた場合
ローズマリーは乾燥に強いハーブです。
反対に、雨が続いたり水やりし過ぎたり多湿の状態が続くと、
根腐れを起こしてしまい、枯れることがあります。
土の状態を確認せずに水を闇雲に水を与えるのは危険です。
鉢植えにしている場合は、土の表面が乾いていても、
鉢の中心は湿っていることがあります。
指を軽く挿しこんでみて、湿っていれば水やりは中止し、
乾いていれば、鉢底から水が出てくるまでたっぷりと水を与えます。
あるいは、鉢の土が乾燥している時の重さを覚えておき、
水を与える前に鉢の重さを確認し、軽ければ与えるようにします。
地植えにしている場合は、
よほど土が乾きやすい状態や雨が降らない日が続く以外は、
降雨だけで水を与える必要はほとんどありません。
ローズマリーはとても強い植物ですが、過湿にだけは弱く、
枯れる直接の原因になるので注意しましょう。
2.株の中央から枯れた場合
株全体が枯れずに、中心が枯れている時は、
その部分の風通しが悪く、蒸れている可能性があります。
水の与えすぎ以外にも、風通しの悪い環境も、
蒸れを引き起こして枯らしてしまいます。
枝が混んでくると、どうしても蒸れる原因になるので、
枝が伸びて混んでいると感じたら、
収穫をかねて枝を間引くようにすると良いでしょう。
すでに枯れてしまった部分からは、新しい芽は伸びてきませんので、
枝の付け根から切ってスッキリさせておきましょう。

ローズマリーは生長が早いので、鉢では1〜2年に1度、春ころ植え替えてあげます
3.元気だったが突然枯れた場合
何年も元気に育てていた株が、
突然何の前触れもなく枯れてしまうことがあります。
私も枯らした経験がありますが、
鉢植えの場合根詰まりのことが多いです。
環境も管理方法も問題がないのに枯れてしまう時は、
株自体の寿命がきたのかもしれません。
気に入っていた株が枯れてしまうのは残念ですが、
枯れてしまったものはどうやっても戻りません。
何年かすると枯れるということを念頭に置いて、
挿し木で新しい株をいくつか確保しておきましょう。
■参考
・ローズマリーの育て方 詳細版
・クリスマスリース ローズマリーの作り方
・グランドカバー ハーブ 画像付き