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ウメの蕾が膨らみ始める頃です


■ウメ 咲かない理由は?

1.日照が悪い

ウメ(梅)は日当たりの悪い場所で育てると、花付きが悪くなります。
木のすぐそばに高い壁や建物があると、
どうしても陰になって日照不足になりやすくなります。

また、表面上の日当たりがよくても、枝が混んでいる場所があると、
葉が茂っている頃は中心の日当たりが悪くなります。

枝が混んでいる場所は、不要な枝を間引いて、
中心までしっかり日が当たるようにしておきましょう。

また、西日が当たる場所もよくありません。
特に夏の西日はとても強く、土の乾燥や温度の上昇を高めてしまいます。

鉢植えの場合は、西日の当たらない場所に移動させましょう。

2.水やりが不適切
地植えの場合は、植え付け後とよほど乾燥している時以外は、
降雨だけでも問題ないことがほとんどです。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えるようにします。

ウメの基本的に水やりはこの通りですが、
花後から花芽が形成される7月〜8月頃までは、
葉が少ししんなりするくらいになってから、
たっぷり水を与える程度に乾燥気味に管理します。

ウメは花後から花芽形成されるまでの間、
最も枝が伸びやすい時期になります。

そのため、この時期に水をたっぷりと欲しがるだけ与えてしまうと、
枝を伸ばしたいだけ伸ばしてしまいます。

この伸ばしたいだけ伸ばした力の強い枝は、
徒長枝と呼ばれ、花芽がつきにくい枝となります。

徒長枝ができる限りでないよう、
7月〜8月の時期は乾燥気味に管理するようにします。

ただし、鉢植えは地植えに比べると土の量が制限されています。
特に、盆栽は浅く小さな鉢に植えられていることが多いので、
たいへんに乾きやすいです。

鉢植えと盆栽に限っては、葉がしんなりしてから水やりすることは、
タイミングが難しく、枯らしてしまうことになりかねないので、
通常と同じように水管理をしましょう。


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上品な香りが良いですね


3.剪定が不適切
桜切るバカ、梅切らぬバカという言葉がありますが、
ウメの剪定は年中いつでも切ってもよいということではありません。

ウメは7月頃に行う夏剪定と、12月〜2月に行う冬剪定があります。
本来は、新しい芽を出す力がとても強い樹木ですので、
1年のどの季節に剪定を行っても、枯れることはあまりありません。

ただし、適切な時期にきちんとした剪定を行わないと、
徒長枝ばかりが伸びて花芽がつきにくかったり、
せっかくついた花芽を切り落としてしまうことがあります。

夏剪定は徒長枝や交差している枝、
株元から伸びている枝を根元から切る剪定を行います。
また、混みすぎている場所の不要な枝も、根元から切りましょう。

冬剪定は、すでに花芽が形成されている頃ですので、
夏剪定とは少し異なります。

徒長枝や交差している枝、
混みすぎている場所の枝の間引きを行うのは同じです。

この時期になると、すでに花芽が形成されているので、
花芽のついている枝の先、三分の一ほどを軽く切り返します。

■参考
・梅の木の育て方
・しだれ梅の育て方と剪定
・ウメ 剪定のコツ
・ウメの木 実がなるまで
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