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草姿が綺麗で香りも良いフリージア


■フリージア 栽培データ

英名・学名 freesia・freesia refracta
形態 多年草
原産地 南アフリカ
草丈/樹高 20cm〜50cm
開花期 2月〜4月
花色 白、黄色、オレンジ、赤、ピンク、紫、複色
栽培難易度(1〜5)  2
耐寒性 やや弱い
耐暑性 普通(休眠)
特性・用途 香りがある、花色が豊富



■フリージアの育て方

・栽培環境
日当たりがよく、風通しの良い環境を好みます。
暖かい地方が原産なので、寒さには少し弱いです。

耐寒が3℃程度までなので、土が凍る場所に植え付ける場合は、
マルチなどで防寒対策をする必要があります。

・植え付け
植え付けの適期が、地植えと鉢植えで少し違ってきます。

◎地植え
地植えにする場合は、植え付ける2週間ほど前までに、
植え付ける場所をよく耕しておきます。

そこに、元肥として化成肥料100gと苦土石灰100gを、
加えてよく混ぜ耕しておきます。

土の水はけが悪い場合には、鹿沼土や腐葉土を足して、
水はけをよくしておくと安心です。

地植えにすると、寒くなってから移動させることができなくなります。
そのため、伸びた葉が寒害を受けやすくなります。

葉は伸びていれば伸びているほど、寒害を受けやすくなるので、
できる限り遅くに植え付けをして、
伸びる葉を最小限にとどめるのがコツです。 


地植えにする場合は、
11月上旬〜11月中旬までが植え付けの適期となります。
植え付ける場合は、株間を5cm〜10cmほどとり、
深さ3cmほどに植え付けましょう。


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フリージア、つぼみから開花へ C)季節の花300


◎鉢植え
鉢植えの場合は、浅鉢ではなく、少し深めのものを選ぶようにします。
鉢植えにしていれば、寒くなってからも、
霜よけのために軒下などに移動が可能です。
ですので、植え付け適期は9月下旬〜11月中旬までになります。

鉢底が隠れる程度の鉢底石を敷き、
その上に培養土を縁から5cmほど下まで入れます。

この時使う培養土は、市販の草花用培養土で十分です。
鹿沼土や赤玉土を足してよく混ぜ、水はけをよくしても良いです。

植え付ける球根の数の目安としては、5号鉢に5つ〜8つ程度です。
球根が隠れる程度に浅植えします。

地植え、鉢植えともに、植え付けが終わったら、
たっぷり水を与えておきましょう。

・水やり
地植えの場合は、基本的に降雨だけでも十分です。
ただし、長い間雨が降らないなどで、土が乾燥している場合は、
たっぷりと水を与えます。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えるのが基本です。

本来は乾燥気味の環境を好みます。
芽が出るまでは、通常通りに水を管理し、
芽が出た後は乾燥気味に管理するのが良いです。

・肥料
あまり多肥にならないように注意します。
2月〜3月頃に、追肥として化成肥料を少量与えるか、
規定通りに薄めた液体肥料を2週間に1回のペースで与えます。


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フリージアは倒れやすいので、増し土と支柱をすると良いです


・増し土
葉が伸びてくると、倒れてしまうことがあります。
地植え、鉢植えともに、10cmほど葉が伸びてきたら、
1cm〜2cmほど増し土をして、葉が倒れないように根元をカバーします。 


・寒さ対策
寒冷地では、霜をよけをするか、ビニールなどで覆いをします。
できれば霜が降りる前に室内か温室に入れます。
開花後は、寒い場所のほうが花が長く鑑賞できます。

・支柱立て
花茎が伸びてくると、蕾や花の重さで倒れることがあります。
支柱を立てて支えてあげましょう。

株のすぐ近くに支柱を立ててしまうと、地中の球根を傷めることがあります。
少し離れた場所に支柱を立て、麻紐などで誘引しておきましょう。


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花後の世話をすると来年も花を楽しめます


・花後の管理
フリージアは1本の花茎に、いくつかの花をつけます。
花が傷んで来たら摘み取り、
全ての花が終わったら、花茎を根元から切り取ります。

花ガラを摘まずに放置すると、球根に負担がかかり、
傷んだ花が葉などに付着して、病気の原因になることがあります。

花茎を切った後も、葉は必ず残すようにします。
花が終わった後は、葉は光合成をして養分を作る役目があるからです。
新しくできる球根を肥らせるためにも、葉は切らないように注意します。

・掘り上げ
5月〜6月頃になると、葉がだんだんと黄色くなり、枯れてきます。
こうなったら掘り上げの時期の到来です。

球根を傷めないように掘り上げ、丁寧に土を落とします。
古い球根の周りに、新しい球根がいくつかついていますので、手で分けます。

日陰で乾燥させたら、通気性の良いネットなどに入れて、冷暗所で保管します。
保管した球根は秋になったらまた植えつけることができますが、
翌年にすぐ咲かないことが多いです。

球根が充実して開花に至るまでは2年〜3年ほどかかります。
その間、大事に球根を育てて開花を楽しみに待ちましょう。

・連作障害
フリージアはアヤメ科の植物で、連作障害が比較的出やすいです。
地植えにする場合は、前年にアヤメ科の植物を育てていない場所を選び、
鉢植えの場合は、必ず新しい培養土を使うようにしましょう。


■病害虫

春先以降、アブラムシがつくことがあります。
アブラムシは、植物の汁を吸うだけでなく、病気を媒介することもあります。

数が少ないからと油断していると、
あっという間に爆発的に増えてしまいますので、
日ごろから観察し、発見したらその都度手でつぶすか、
粘着テープなどを使って捕殺するようにしましょう。

■参考
・フリージアの植え替えは?
・フリージア 花後は?
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