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ロンドンの2階建てバスが、語源です


■ダブルデッカーとは?

ダブルデッカー(Double Decker)とは、
園芸・ガーデニング用語では、花苗や球根の植え付け方法の一つです。


チューリップ、クロッカスなどの球根や苗を二段にして寄せ植えや花壇を作ることで、
イギリスの2階建てバスに見立て、ダブルデッカーと呼びます。

植え付けから暖かくなるまでは、
地上部に咲いた花やカラーリーフを楽しみ、
春がきたら、下段に植えこんだ球根が生長し花を咲かせると、
寄せ植えや花壇の雰囲気ががらりと変わります。 


また、草丈の異なる球根を2段にして植え込む方法もあります。
いずれも、段々とボリュームが増し、見事です。

ダブルデッカーの寄せ植えの作り方は、
難しいものではなく誰でも楽しめますので、ぜひ挑戦してみてください。

◎注意することは次の3点です
1.鉢は深めのものを用意する
2.花壇の場合は、深めに耕す
3.球根と苗の配置をあらかじめ確認する。


球根を植えて、さらに上に苗も植え付けるので、
鉢(プランター)は必ず深めのものを選ぶようにします。
花壇は、元肥を入れ深めに耕します。


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球根の草丈を想定して、一段目に球根を置いて行きます


スペースや深さがとれず、
球根や苗をぎゅうぎゅうに植えてしまうと、

根の生育スペースが極端に狭くなり、
後に咲く球根がうまく開花しない場合があります。

また、土の量が少ないと、春になって気温が上がってくる頃に、
乾燥が激しくなり、根を傷める原因になることもあります。

球根は芽も出てない状態ですので、
花が咲く頃の背丈を想像しにくいですが、
植える球根がどのくらいの背丈になるのかを必ず確認します。



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上の段をゆったりめに植え込みます


◎配置の基本
背丈の低いものを奥に植えても、
開花したときにせっかくの花が見えません。

逆に、背が高くなるものを手前に植えてしまうと、
他の植物が見えなくなってしまいます。

植え付ける予定の苗と球根を、
一度仮置きして配置を考えましょう。


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ダブルデッカーの春の花壇


植えこむ球根の種類によって、
球根の開花前と開花後の全体を雰囲気を変えることができるのも、
ダブルデッカーの魅力です。

また、想像もしていなかった光景になってしまっても、
それはそれで、植物の生命力を楽しむことができます。

■参考
・ハボタン 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・パンジー 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・ガーデンシクラメン 寄せ植えのコツ
・クリスマス 寄せ植えのコツ
・冬に長く咲く花 画像付き
・冬の花壇