
ハボタンの寄せ植え C)ガーデニングショップ四季の里
ハボタン(葉牡丹)に高低差を出し、スミレ、リシマキア、
コクリュウ、サザンクロス、アリッサムを組み合わせた豪華な寄せ植えです。
近年は、小型でいろいろなタイプのハボタンが出回るようになりました。
冬の寒さに強く扱いやすいハボタンの寄せ植えとコツをご紹介します。
ハボタンなど寄せ植えにした花は、
日当たりが悪いと色あせるので、日当たりの良い場所で管理します。
■ハボタンの栽培データ
・アブラナ科 耐寒性多年草(ほとんどの場合一年草扱い)
・鑑賞期:11月〜3月
・高さ:20cm〜80cm
ハボタン(葉牡丹 flowering kale 学名:Brassica deracea var.acephala)は、
アブラナ科の多年草ですが、一年草として扱われる場合もあります。
冬の庭や花壇には欠かせない植物です。
東京丸葉系、名古屋ちりめん系、大阪丸葉系、さんご系などがあり、
それぞれに様々な品種があります。
色も、白から淡いグリーンのものや、
黒に近いような濃い紫のものまで豊富です。
高性と矮性があるので、
用途によって使い分けることができます。
幾重もの葉が集まった姿は、
豪華なバラのような雰囲気を演出することもできます。
主役にも脇役にもなるたいへん便利な植物です。

ミニハボタンは種類も多く、冬から春の寄せ植えに最適です
10〜11月頃には、園芸店や通販でハボタンの株が出回ります。
種から育てる場合は、7月下旬〜8月中旬までに種まきをします。
種まきの適期よりも遅くに種をまいてしまうと、
年末年始までに間に合わなくなるので注意しましょう。
日当たりの悪い場所で育てると、色がキレイに出にくいので、
しっかりと日を当てて締まった株に育てます。
また、10月以降は肥料を与えると、
発色が悪くなることがあるので控えるようにします。
ウィンターコスモスと寄せ植え、パンジーが薄い紫のほうが映えますね
■ハボタンを画像でご紹介

シンプルなハボタンは、ほかの植物と合わせやすいです

さんご系ハボタンは、開花が遅く長く鑑賞できます

ちりめん系ハボタンは、やや寒さが苦手です
ハボタンの花、かわいらしい花です
■ハボタンの寄せ植えのコツ
1.カラーリーフとしても花としても扱え、
和風にも洋風にも仕上げられます。
2.ハボタンの花色の一つ、例えばピンクなら、
薄いピンクから濃いピンク、赤の花を使うとまとめやすいです。
3.高さのある植物や垂れ下がる花、ツタ性の植物で動きを出すと、
おしゃれで飽きの来ない寄せ植えになります。
ミニハボタン、ちりめん系、高性種など、
ハボタンだけでも数種類の品種を集めると、
見ごたえのある寄せ植えに仕上がります。
カラーリーフとして脇役に使うことも、
バラのような株姿を生かして主役に置くこともでき、
使える用途や範囲が広いです。
色や形、高さのバリエーションがあるので、
どのような植物とも合わせやすいです。
ハボタンを主役にした寄せ植え
■ハボタンと相性の良い植物たち
ハボタンは比較的どのような植物とでも合わせやすいです。
ハボタンの鑑賞時期と同じ時期に、花が咲いたり、
葉が美しく色づくものを合わせると楽しみが深まります。
・背の低い植物

パンジー、耐寒性のさらに強いビオラは、この時期の寄せ植えには最適です

アリッサムは、こんもりと咲き愛らしい多年草です
チェッカーベリーは赤い実がチャーミングで、紅葉もきれいです

プリムラ・ジュリアンは、色数が豊富で耐寒性も強いです
・背丈が中くらいの植物

金魚草は、まっすぐに伸びた茎とボリュームのある花が魅力です

プラチーナ(カロケファルスシルバーブッシュ)、個性的でかわいらしいです
C)遊恵盆栽

水仙は丈夫で11月くらいから咲き出す品種もあります
・背丈が高い植物

コニファー、クリスマス用に飾ってお正月にも楽しめます

エレモフィラニベア、シルバーリーフで紫の花がとても素敵です

ナンテン、赤い実というのは寄せ植えに映えますね
■参考
・ハボタンのプランター栽培
・ハボタン(葉牡丹)の育て方|年末年始の購入株を毎年楽しもう♪
・ハボタンを簡単に増やす方法は?
・踊り葉牡丹の育て方は?
・ミニハボタンの育て方
・パンジー 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・ガーデンシクラメン 寄せ植えのコツ
・クリスマス 寄せ植えのコツ
・チューリップ 寄せ植え
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