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耐寒性の強いモミの木


■モミの木 元気がない

1.日照不足
クリスマスに室内で楽しむため、鉢植えのモミの木を購入した場合、
クリスマスが終わったら戸外に出す必要があります。

モミの木は本来、とても日光を好む木です。
いくら明るい室内の日当たりの良い窓辺に置いてあったとしても、
戸外の光線とはやはり違います。

クリスマスの期間だけであれば、室内で管理していてももちますが、
終わったら戸外の日当たりの良い場所で栽培するようにしましょう。

また同じ戸外であったとしても、日当たりの悪い場所だと、
元気がなくなってきます。

暑さには弱いので、真夏は半日陰などに移動する必要がありますが、
それ以外の季節は日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。

2.水切れ
地植えであれば、毎日水やりをしなくても、
降雨だけで過ごせることが多いです。

土の量が制限されている鉢植えや、
乾燥しやすい夏の時期などは、乾燥に注意が必要です。

あまり土が乾燥すると、根が傷んでしまい、
元気がなくなるだけでなく、最悪枯れてしまうこともあります。

地植えの場合でも、長い間雨が降っていないなどで土が乾燥している時は、
たっぷりと水を与えるようにしましょう。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたら、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりと水を与えます。


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クリスマスが終わったら屋外の日当たりに


3.過湿
水切れとは逆に、過湿にも注意が必要です。
元気がなくなってきたから水切れと勘違いし、
土の状態に関係なく水を与え続けるのは危険です。

まずは土の状態を確認し、湿っているようであれば水やりは控えます。
乾燥しやすい夏であっても、
土の表面が湿っている間は水を与えないように注意しましょう。

4.根詰まり
地植えにしている場合は、あまり起こらない症状ですが、
鉢植えで育てていると、根詰まりを起こすことがあります。

同じ鉢のまま、植え替えもせず何年も育てていると、
鉢の中で根がいっぱいになってしまい、根詰まりの状態になります。

根詰まりになると、必要な水分や養分を、
充分に吸い上げることができなくなり、元気がなくなってしまいます。

鉢底の穴から根が見えているようであれば、根詰まりの状態です。
一回りか二回り大きい鉢に植え替えましょう。

植え替えの適期は、2月〜4月ですが、
真夏以外であれば、いつでも植え替えられます。

■参考
・モミの木の育て方 栽培方法
・モミの木 鉢植えの育て方
・モミの木 室内栽培は可能?
・モミの木 枯れる理由は?
・ゴールドクレストの育て方
・ポインセチアの育て方と越冬方法
・モミの木 剪定