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ヒヤシンスの仲間なので似ていますね


■シラーベルビアナ 栽培データ

英名・学名 scilla perbiana
形態 多年草
原産地 ポルトガル、アルジェリア、チュニジア
草丈/樹高 30cm
開花期 5月〜6月
花色 青、青紫
栽培難易度(1〜5) 2
耐寒性 普通
耐暑性 普通
特性・用途 初心者向き



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シラーベルビアナは、円錐形で咲き始めも可愛らしいです


■シラーベルビアナ 育て方

・栽培環境
日照の良い場所から半日陰まで、広い範囲で育てられます。
過湿の状態にすると、根や球根が傷むので気をつけます。

・植え付け
9月中旬〜11月が植え付けの適期です。

◎地植え
地植えの場合は、植え付ける14日ほど前に、植え付け場所をよく耕します。

腐葉土や堆肥、苦土石灰を入れて土とよく混ぜておきましょう。
水はけの良い土を好みますので、土の排水性が悪い場合は、
赤玉土や鹿沼土を足して調整しておきましょう。

植え付けは、株間を20cmほどあけ、
3cm〜5cmほどの厚さに覆土します。

◎鉢植え
鉢植えの場合は、5号〜6号の鉢に1球を目安に植え付けます。

根の生育スペースを充分に確保するため、
浅鉢ではなく深鉢を選ぶのが良いです。

鉢底が隠れる程度に、鉢底石を敷き、
その上から土を鉢の縁から2cm〜3cmほど下まで入れます。

用土は、市販の培養土で充分です。
培養土を使う場合であっても、水はけが悪い場合は、
赤玉土や鹿沼土、パーライトなどを混ぜて、水はけを調整します。

鉢植えの場合は、地植えに比べて深さが制限されています。
最大限、根の生育スペースを確保するために、
覆土は1cmほどの浅植えにしましょう。

植え付けの後は、地植えも鉢植えもたっぷりと水を与えておきましょう。


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シラーベルビアナは、半日陰でもよく咲きます


・水やり
◎地植え
地植えの場合は、雨の古場所で栽培しているのであれば、
あまり水やりをする必要はありません。

ただし、長い間雨が降らないなどで、
土が乾燥している時は、充分に水やりします。

◎鉢植え
鉢植えの場合は、地植えに比べて、
土の量が制限されているため、土が乾きやすい環境です。

土の表面が乾いたら、鉢底から水が出てくるまで、
たっぷりと水やりしてください。

冬の間など、土の表面を触って、まだ湿気ている時は、
水やりを控えるようにします。

土が湿っている時に水を与えてしまうと、過湿の状態になり、
根や球根に負担がかかり傷むので注意しましょう。

花が咲いた後、葉がだんだんと枯れてきたら、休眠期に入ります。
休眠期の間は、水やりは特に必要としませんので、控えましょう。


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シラーの仲間のツルボは日本に自生します


・肥料
植え付けから年を越すまでは、追肥は必要ありません。
3月〜5月の間、1週間に1回規定通りに薄めた液体肥料を与えるか、
1ヶ月に1回緩効性の化成肥料を少量与えるようにします。

夏の間は休眠期に入っていますので、肥料は不要です。
植えたままにしている時は、10月〜11月の間に1回だけ、
緩効性の化成肥料を少量与えるようにしましょう。

・花後の管理
花茎の先に、小さな花をたくさん咲かせますが、
だいたいの花が終わったら、花茎の根元から切り取ります。

花ガラと花茎をそのままにしてしまうと、種を作ろうとして株が消耗します。
花が終わった後も、葉には養分を作る役割があるので、
切らないようにしましょう。

ベルビアナは、夏の間が休眠期になります。
鉢植えで育てている場合、夏の休眠期の間は、
鉢ごと日陰に移動させておきましょう。


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美しい小さな花が集まっています


・掘り上げ
ベルビアナの球根は、休眠期であっても根を伸ばしたままの状態です。
そのため、シラーの他の品種のように、
球根を掘り上げて乾燥させると根が傷み、枯れることがあります。

葉が枯れた後も、掘り上げずに夏越しさせ、
秋になってから植え替え等するようにしましょう。

・植え替え
数年間であれば、地植えも鉢植えも植えっぱなしが可能です。
ただし、株が混んでくると生育不良を起こすことがあるので、
地植えの場合は3年〜5年に1回、鉢植えの場合は2年〜3年に1回は、
球根の整理をするようにしましょう。

9月中旬〜11月に、根や球根を傷めないように気をつけて掘り上げます。
土を丁寧に落とし、球根を手で分けて整理します。
通常の植え付けと同様に植え付けましょう。

ベルビアナは根が生えた状態で通年を過ごします。
掘り上げた後、そのまま放置してしまうと、根が乾燥して傷んでしまいます。
掘り上げたら必ずすぐに球根の整理をして、植え付けるようにします。

・増やし方
一般的には分球で増やします。
夏の暑さが過ぎた9月中旬〜11月上旬頃に球根を掘り上げます。

親球に新しい球根がいくつかくっついている状態なので、手で分けて分球させます。
親球またそのまま植え付けをします。

子球はすぐに開花するほど充実していない場合がほとんどなので、
1年〜3年は球根を肥らせることが必要になります。


■病害虫

気になる病害虫は、特にありません。

■参考
・シラー カンパニュラータの育て方 栽培方法
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