alstroemeria (1).jpg
数年おきに植え替えると元気に咲いてくれます


■アルストロメリアの植え替えは?

1. アルストロメリアの鉢植えで植え替えは必要?
鉢植えで育てている場合であっても、
数年に一度は植え替えが必要です。

アルストロメリアは地下に球根を作っていて、
地上部が枯れてなくなっている休眠期には、
球根の状態で過ごしています。

何年かは植えたままの状態でも大丈夫ですが、
徐々に球根が増えてきて、生育スペースが狭くなってしまいます。

生育スペースが少なくなることにより、十分に根が張れず、
花が咲かなかったり、株が徐々に弱ってきたりすることがあります。

鉢の大きさにもよりますが、
2年〜3年ごとに植え替えると良いでしょう。

鉢増しをする場合は、
元の鉢より一回りから二回り大きい鉢に植え付けます。

鉢のサイズを上げたくない場合は、
掘り上げた球根を2芽〜3芽ごとに切り分け、
株分けをして元の鉢に植え戻します。


alstroemeria (10).jpg
植え替えはていねいにしてあげます


2. アルストロメリアの植え替え方法は?
真夏を過ぎ、少しずつ涼しくなる9月頃、
アルストロメリアは徐々にまた生育が始まります。
この時期が、植え替えの適期です。

まずは、地中の球根を傷つけないように掘り上げます。
この時、球根に傷をつけてしまうと、球根が腐りやすくなるので注意します。

また、球根は乾燥に弱いので、
球根を掘り上げた後は作業をスピーディーに行いましょう。

掘り上げた球根を植え替え先に植え付けます。
植え付ける場所には、腐葉土や元肥を、
あらかじめ加えてよく混ぜておきましょう。

球根は付け根が細くなっていて折れやすいので、
取扱いには十分注意してください。

球根がすっぽり入るくらいの植え穴をあけ、
球根をそっと置いて土をかぶせます。

土は2cmほどかぶせるくらいでいいでしょう。
球根がいくつかくっついた状態になっているので、

球根と球根の間にも土がきちんと入るように、
鉢を軽くゆすったり、割り箸などの棒で軽くつついて土を入れ込みます。

ただし、あまり乱暴にすると球根に傷がつくことがあるので、
割り箸を使う時も、優しく行いましょう。

■参考
・アルストロメリアの育て方
・秋植え球根の種類
 カテゴリ