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丹頂(Allium sphaerocephalon)は、色の変化と愛らしい花が魅力です


アリウムには園芸種も含めてたくさんの品種があります。
山菜として知られている、ギョウジャニンニクやノビルもアリウムの仲間です。

身近な食材である、タマネギやニンニク、ネギやラッキョウなどもアリウムの仲間です。

アリウムの仲間は、球根から育てるものが多く、
栽培が容易なので、園芸初心者には嬉しい植物です。

また、アリウムは花茎を伸ばして花をつけるものが多く、
切り花にしても美しい品種が多いです。

たくさんあるアリウムの仲間の中でも、
特に花を楽しめるものをご紹介します。


■アリウムの種類

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・アリウム・アイボリークイーン(A. Ivory Queen) C)Ivy

草丈:約20cm 花期:4月〜5月 花色:白

数多いアリウムの中でも、特に背丈の低い品種です。
背丈が低いのに、幅の広い葉を持ち、花球もとても立派で、見映えがします。

花球が大きいのに、花色が白なので、派手すぎることはありません。

見た目のインパクトが印象的で強いのですが、
花色が派手ではないので、主役にも脇役にもなれます。

背丈が低い分、湿気に弱かったり、
花球が泥の跳ね返りなどで汚れやすいので注意が必要です。



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・アリウム・カメレオン(A. Cameleon) C)サカタのタネ

草丈:15cm〜30cm 花期:5月〜6月 花色:白から淡ピンク

小花が球体にまとまらないタイプのアリウムです。
星形のかわいらしい花が集まって咲きます。

花色が白〜淡いピンクと変化するので、
まとめて植えていると、色のグラデーションが楽しめます。

背丈が少し低めなので、他の植物とも合わせやすいです。
植えたままでも育てられる品種です。



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・アリウム・ギガンチウム(ギガンチューム)(A. giganteum)

草丈:70cm〜120cm 花期:5月〜6月 花色:紫

アリウムの中の王様と言われるほどの存在感がある品種です。
長くしっかりとした花茎に、とても大きい花球をつけます。

花球は小さな花が詰まってできたもので、
遠くからみても楽しめますが、近くで見てもその緻密な作りが楽しめます。

球根が大きく、水分が多いため植えっぱなしには向きませんが、
ぜひ花壇や庭のポイントに育ててみたい品種です。



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・アリウム・モーリー(A. moly) C)花図鑑

草丈:20cm〜40cm 花期:5月〜6月 花色:黄色

アリウムの中では珍しく、黄色い花が咲く品種です。
小花が集まって咲きますが、ギガンチウムほど、
ぎゅうぎゅうに詰まった状態ではありません。

背丈が低めなので、鉢植えでも庭植えや花壇でも、
育てることができ、用途が広いアリウムです。

植えっぱなしの状態にしていてもよく育ち、球根も増えるので、
あえて数年の間植えっぱなしにして、
徐々に群生していく様子を楽しむのもおもしろいです。



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・丹頂(Allium sphaerocephalon) C)草花写真館

草丈:50cm〜70cm 花期:6月〜7月 花色:赤紫

細くて長い花茎の先、濃い赤紫色の花球をつけます。
花球自体はあまり大きくありませんが、
頭の方からだんだんと色づいてくる様子は、とても興味深いです。

花茎が長くて細いので、切り花にも向いています。
見た目が個性的ですが、花茎も細く、花球も小さいので、
意外と他の植物ともよく合いアレンジがしやすいです。

鉢植えに丹頂のみを植えても風情があり、主役としても扱えます。



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・チャイブ(A.schoenoprasum,Chives)

草丈:20cm〜30cm 花期:5月〜7月 花色:淡紫


ハーブとして有名なチャイブも、アリウムの仲間です。
球根としては売られていませんが、種がよく売られています。

ギガンチウムなどは、種から育てると開花までに何年もかかることがありますが、
チャイブは1年ほどで愛らしい花を咲かせます。

細い花茎を伸ばした先に、薄い紫の花球をつけます。
園芸種のように豪華な花ではありませんが、ナチュラルな雰囲気があります。

葉はもちろん、ハーブとして食べることができるので、
畑に植えることもできますし、花を見るために花壇に植えても楽しめます。



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・ニラ(A.tuberosum,Oriental garlic,Chinese chives)

草丈:20cm〜50cm 花期:8月〜10月 花色:白

食材としてお馴染みのニラも、アリウムの仲間です。
ニラは香りが強いですが、その香りにそぐわず、白い星形の可憐な花を咲かせます。

花が丸くまとまることはありませんが、
小さな花火のように咲く姿は、とてもかわいらしいです。

葉を収穫するためには、花芽が上がってきたら切る必要がありますが、
種を収穫したいなら、そのまま咲かせても良いでしょう。
切った花芽も、花瓶にさしておくと、開花します。

■参考
・アリウム・ギガンチウム(ギガンチューム)の育て方
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