
甘くておいしいタマネギを育てるために
タマネギの追肥はいつどのようにすれば良いのでしょうか。
■タマネギの追肥は?
タマネギの追肥は2回だけです。
1.タマネギ1回目の追肥
1回目は、苗を植え付けてから半月〜1ヶ月ほど経った頃です。
タマネギの苗の植え付けは、だいたい11月頃なので、
1回目の追肥のタイミングは12月頃ということになります。
この時、マルチをしている場合は、はがしてから追肥を行うと作業が楽です。
化成肥料を株間や列の間にぱらぱらとまきます。
その後、中耕をかねて軽く表面を耕し、
肥料と土、そして空気が混ざるようにしておきます。
この時期は、もう寒くなっているので、
タマネギ自体はほとんど生長していません。
そのため、与える肥料は少量で十分なのですが、
効率よく水と肥料分が土にしみこむように、中耕は大切な作業です。
マルチをしていない場合は、追肥の後に、
敷きワラや腐葉土などで覆うと、防寒と乾燥防止になります。
タマネギは耐寒性の高い植物なので、マルチがなくても越冬はできます。
ただ、凍害に合う可能性もありますし、
越冬できてもその後の生育に影響することもあるので、
念のためマルチをしておくことをおすすめします。

土寄せ、中耕も大切です
2.タマネギ2回目の追肥
2回目の追肥は、生育期に入る直前の2月〜3月です。
だんだん暖かくなってくると、
ほとんど眠っているような状態だったタマネギも、また動き始めます。
4月頃から肥大が始まるので、それまでに必ず肥料を与えるようにしましょう。
この追肥の時も、マルチをしている場合ははがして行いましょう。
2回目も1回目同様、肥料をぱらぱらと与えた後は、
中耕をかねて土の表面を耕しておきましょう。
さらに、株元が土から見えていると、日が当たって緑化してしまうので、
土寄せをしておくと見た目も良いです。
与える肥料は、窒素・リン酸・カリの割合が同等のもので、
8:8:8くらいのものが良いです。
またどれがいいか分からない場合は、
タマネギの専用肥料を使う手もあります。
最近はホームセンターや園芸店などでも、
家庭菜園向けにタマネギの専用肥料が売られていて便利です。
■参考
・タマネギの保存
・タマネギの栽培|初心者にも分かる育て方
・タマネギの追肥は?
・タマネギ 大きくならない理由は?
・タマネギ 種まき方法は?
・ホームタマネギ プランターでの育て方
・タマネギ トウ立ちを防ぐには?
・タマネギ 苗選び
・タマネギ苗販売
・タマネギ栽培の用土
・タマネギの植え付け方法
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