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ハボタンは、いろいろな種類を組み合わせて楽しめます


ハボタン(葉牡丹)は、キャベツと同じ仲間の、
アブラナ科ですが、食用ではなく観賞用です。

幾重にも重なった葉はとても美しく、冬に映えます。
近日は、4月頃に茎を切り、
春から夏の開花を楽しむかたも増えています。

大小、色も異なる様々な品種のハボタンを集め、
ハボタンだけの寄せ植えを作っても面白いです。

主役にも脇役にもなれる、長く楽しめる植物の代表です。


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花も楽しめます


■ハボタンのプランター栽培

・栽培環境
ハボタンは日当たりの良い所をとても好みます。
ただし、種から育てる場合は定植できる大きさに育つまでは、
半日陰で育てるようにします。

・品種選び
ハボタンには大きく分けて4つの系統に分けることができます。
丸葉系、ちりめん系、切れ葉系、高性系とあります。

品種により、株の中心が白〜濃い紫と様々ですので、
好きな形、好きな色合いのものを選んで育てましょう。


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数十種類の種が販売されています


・種まき
年末年始に色づくように間に合わせるためには、
まだ暑さの残る7月下旬〜8月中旬までに種まきをするようにします。


プランターに直播きしたものを、
間引きを繰り返しながら育てることもできます。

6cmポットなどに種まきをして育ててから、
プランターに定植することもできます。

プランター
プランターの底が隠れる程度に、鉢底石を敷きます。
その上から市販の培養土を、プランターの縁から3cmほど下まで入れます。

種はすじまきにし、種が隠れる程度に土をかぶせます。
種が流れてしまわないように、ハス口をつけたジョウロなどで、
優しく水をたっぷり与えておきましょう。

発芽までは明るい日陰に置き、
発芽から本葉が3枚〜4枚になるまでは半日陰で管理します。

ポット
6cmポットに市販の種まき用培養土を入れます。
中心に近いところに、2粒〜3粒の種を均等になるように置き、
種が隠れる程度に土をかぶせておきます。

ハス口をつけたジョウロで優しく水を与えます。
プランターと同じように、発芽までは明るい日陰に置き、
本葉が3枚〜4枚になるまでは半日陰で栽培しましょう。


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ちりめんハボタンの苗


・間引き
ハボタンは2日〜3日のうちに発芽します。
発芽が揃ったら間引きを行いましょう。

プランター
生長の良い苗を選び、不要な芽を地際から切ります。
無理に芽を引き抜くと、残す予定の芽まで引きずられることがあるので、
地際で切るようにしましょう。

1回目の間引きでは、株間が3cm〜5cmくらいになるように間引きます。

その後、本葉が出て育ってくるにつれ、
株と株がぶつかりそうになったら間引きを繰り返します。

最終的には10cm〜30cmの株間があくように間引きを行います。
ハボタンは株間が狭いと株が小さく育つ性質があるので、
小さく育てたい場合は株間を狭くとり、
大きく立派に育てたい場合は、株間を広くとりましょう。

ポット
発芽したものの中で、生長のいい苗を選んで、残りは地際から切ります。
1つのポットからは芽が2つ〜3つしか出ませんから、
ポット植えの場合は間引きはこの1回だけです。


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しっかりとした苗になりました


・定植
直接プランターに種まきをした場合は、
そのままプランターで継続して育てることができます。

ポット植えにした場合は、
本葉が3枚〜4枚以上になったら定植可能です。

プランターに定植する場合は、市販の草花用培養土を使い、
株間を10cm〜30cmあけるように植えつけます。

・水やり
種をまいてから本葉が出るまでは、あまり乾かさないように管理します。
種をまく時期はまだ暑く、土が乾きやすくなっていることが多いので、
乾かさないように注意しましょう。


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水やりにコツがあります


本葉が出てきてからは、締まった株に育てるために、
土の表面が乾燥したのを確認してから、水を与えるようにします。

過湿の状態では、病気にかかったり、徒長して姿が乱れるので、
適湿〜乾かし気味で管理しましょう。

定植した後は、まだ根付いていない状態なので、
あまり乾燥させないようにします。
株が落ち着いたら、再度乾かし気味で管理します。

・施肥
ハボタンは、だんだん寒くなってくる10月頃から葉に色がつき始めます。
その頃に肥料がよく効いている状態だと、発色が悪くなることがあります。

そのため、10月頃には肥料がほとんど効いていない状態を作ることが、
美しいハボタンを作る決め手となります。 


プランター
種まきの際に、市販の培養土を使用しているので、しばらくは肥料を与える必要がありません。
9月頃に緩効性の固形肥料を1回与えるようにすると、10月頃に効き目が弱くなります。;

ポット
定植する際に、元肥入りの培養土を使っているのであれば、
特別に肥料を与える必要はありません。

定植後の生長が遅いと感じた時は、
即効性があり、かつ効き目が早くなくなる液体肥料を、
1週間〜10日に1回与えるといいでしょう。
液体肥料は規定通りか、少し薄めに希釈するようにします。


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種を採取して増やすと、親株と違った性質の株になりやすいです


・増やし方
挿し木で増やすことができます。
種で増やすことができますが、親株と全く同じ性質のものが育つとは限りません。
必ず同じ性質のものを育てたい場合は、新しく種を買うことをおすすめします。


■病害虫

アオムシ、ヨトウムシ、アブラムシなどの害虫がつくことがあります。
アオムシやヨトウムシは、苗が小さい頃は一気に丸裸にされたりするので、
見つけ次第捕殺するようにします。

アブラムシは、葉を丸裸にすることはありませんが、
徐々に株を弱らせたり、病気を媒介することがあるので、
よく観察して、見つけたら粘着テープなどで捕殺します。

■参考
・ハボタン(葉牡丹)の育て方|年末年始の購入株を毎年楽しもう♪
・ハボタンを簡単に増やす方法は?
・踊り葉牡丹の育て方は?
・葉牡丹の寄せ植え、上品な組み合わせで
・ミニハボタンの育て方
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