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山椒があるとお料理に活躍してくれます


山椒(サンショウ)は葉、花、実、樹皮と、
様々な部分を利用することのできる植物です。

収穫できる実は、収穫する時期によって用途が違います。
6月頃に収穫するまだ青い若い実は、
柔らかいので佃煮などにすることができます。

10月頃に収穫する黒い実は、中の種を取り除き、
果皮を乾燥させて粉にすると、粉山椒(山椒粉)になります。

山椒の雌雄の区別は、開花時にはわかりますので、
この後に画像でご紹介します。


■山椒の実がならない

1. 山椒を1株育てているが実がつかない
山椒は雌雄異株の植物です。
つまり、雌花と雄花が別々の株に咲くので、
1株だけ育てていても実がつきません。

また、2株以上であっても、
雌株のみ2株、雄株のみ2株を育てても、実はつきません。
雌株と雄株をセットで購入し、近くに植えておきます。

苗を購入する際に、ぱっと見て雌雄を見分ける方法はないのですね。
花が咲いている状態であれば、花の形が全然違いますので、
それで見分けることができます。

また、商品タグに「実山椒」と書いてある場合は、雌株です。
「葉山椒」や「花山椒」と書いている場合は、雄株のことが多いです。

山椒の中には、1本で結実する品種も存在します。
どうしても1株で実を収穫したいということであれば、
「朝倉山椒」など1本で結実する品種(雌雄同種)を、
選んで育てる方法があります。 



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山椒の若葉


2. 昨年、山椒の苗を購入したが実がならない
山椒は花を咲かせるようになるまで時間がかかります。
園芸店やホームセンターなどで売られている接ぎ木苗や、
1本で結実する品種の苗を購入したとしても、
開花・結実するまでに数年かかることがあります。

購入した苗も、小さいものですと、
20cmほどの高さのものから出回っています。

苗が小さい状態から育てているのであれば、
やはり開花できるほど株が育つまでに時間がかかります。
少し気長に待ってみてください。

また、購入した苗が「実山椒」の苗でない可能性もあります。
山椒は、一般的に雌雄異株の植物です。
1本で結実する品種でない限りは、結実に雌株と雄株が必要になります。
育てている山椒が雌株か雄株かは、
花が咲いてみないことには判別することは難しいです。

3.山椒の雌株、雄株の見分け方
山椒の苗のときには、ぱっと見て雌雄を見分ける方法はありません。
しかし、山椒の雌雄の区別は、開花したときにはっきりとわかります。


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山椒の雌花*


雌花は、にょきっとした突起があり丸くなってきて、
花粉がつきそうな形の花が集合しています。


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山椒の雄花の咲き始め*

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山椒の雄花の開花の盛り* 「季節の花 300」http://www.hana300.com/


雄花は、小さいけれど丸みのある花がいっぱい咲き目立ちます。
下方の地面や葉などに黄色い粉状の花粉が落ちていることもあります。

■参考
・サンショウ(山椒)栽培のコツ
・ブドウ山椒 育て方|高収穫で栽培しやすい
・ちりめん山椒のレシピ、作り方
・山椒の佃煮の作り方 レシピ
・サンショウを枯らさないコツは?
・サンショウ 山椒の育て方と利用方法
・朝倉山椒 育て方
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