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3苗植えただけで、華やかな雰囲気に


秋から冬の花壇や寄せ植えで大活躍するハボタン(葉牡丹)は、
昔から変わらない人気があります。

最近は小型のミニハボタンの品種も増えてきました。
ぎゅっと詰まった姿は、花のような華やかさとかわいらしさがあります。

長期間鑑賞することができ、
花のように散らないミニハボタンは種から育てられます。


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ミニハボタンの種を入手して栽培できます


■ミニハボタンの育て方

・栽培環境
年間を通して、日当たりと風通しの良い場所で育てるようにします。
水と肥料の与え方に注意することで、
発色のいい締まった株に育てられます。

・品種選び
ハボタンには大きく育つ品種と、
品種改良されて小さく育つミニハボタンの品種があります。
できる限り小さく育てたい場合は、ミニハボタンの品種を選びましょう。


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寄せ植えする植物でクリスマスにもお正月にも、春には花を楽しめます


・種まき
年末年始に間に合わせるためには、7月下旬〜8月が種まきの適期です。 

6cmポットや、プランターなどを使うと、後の管理が楽になります。
ポットの場合は、1つのポットに2粒〜3粒、
プランターの場合はすじまきにして、種が隠れる程度に土をかぶせます。

使う土は、種まき用の培養土が市販されていますので、
初心者の方はそれを使うと安心です。

種まきの後は、種が流れてしまわないように優しく水を与え、
発芽までは明るい日陰か、半日陰で管理しましょう。

・発芽〜定植
ハボタンの発芽は意外と早く、2日〜3日くらいで芽が出ます。
この時、徒長を避けるために日当たりの良い場所に移動させる方がいいのですが、
種をまいてすぐの頃は気温もまだ高く、土が早く乾燥して、水切れになりやすいです。

まだ小さいハボタンは水切れに弱く、そのまま枯れてしまうことがあります。

気温が落ち着く頃までは、日当たりの良い場所に出さずに、
半日陰の場所で管理すると、水切れを起こしにくくなります。 


芽が出そろったら、間引きを行います。
ポットは発芽しているもののうち、
生長が良いものを残して、後は地際で切ってしまいます。

この時、無理に引き抜いたりすると、残す芽も引きずられて抜けたり、
根が傷んだりするので、不要な分を切るようにしましょう。

容器で育てている場合は、株間が5cm〜10cmになるように、
不要な芽を地際で切りましょう。

本葉が3枚〜4枚になったら、定植することができます。
定植する際、地植えにするのであれば、
元肥をあらかじめ土に混ぜておき、そこに定植します。

プランターなどの容器に定植する場合は、元肥入りの培養土を使うと便利です。
もしまだ定植することができないということであれば、
9cmポットに植え替えると、1ヶ月ほどは定植期を伸ばすことができます。

この時も、元肥が含まれている培養土を使いましょう。
元肥の入っていない土を使う場合は、緩効性の固形肥料を与えておきます。

また、この頃には気温も落ち着き、株もしっかりしてきているので、
日当たりの良い場所で育てましょう。


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ミニハボタンも切れ込みの深いものフリルのついたものなど多種多様です


・水やり
土の表面が乾いたら、鉢底から水がしみ出てくるくらいたっぷりと与えます。
ハボタンは過湿の状態にすると、徒長したり根腐れを起こすので、
適湿〜乾き気味に管理するようにします。

ポットのサイズを大きくした時や、
定植した後はまだしっかり根付いていません。
根付くまではあまり乾かないように水を与えましょう。

・耐寒性
耐寒性はとても強いので、戸外でも問題なく越冬することができます。

・施肥
ハボタンは10月上旬頃から、葉が色づいてきます。
この頃に肥料が効きすぎていると、発色が悪くなることがあります。

そのため、10月上旬頃までに肥料が切れるように与える必要があります。
ポットのサイズを大きくした時に使う用土は、
市販されている元肥入りの培養土が便利です。

その元肥が効いているので、定植が10月以降になる場合は、
特別に肥料を与える必要はありません。

元肥が入っていたけれど、生育が悪いという場合は、
即効性があり、効き目の短い液体肥料を与えるようにします。

規定通りか、少し薄めに希釈したものを、
1週間〜10日に1回水やり代わりに与えましょう。


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種まき、挿し木で増やせます


・増やし方
種まきと挿し木で増やすことができます。
春に花が咲き、その後種ができたものを収穫します。
封筒などに入れて冷暗所などで保管し、7月〜8月にまた種まきを行います

ただし、ハボタンは品種改良が進んでいて、
市販の種の中にはF1種ということも多いです。

F1種というのは、一代限りに特定の性質が出る性質なので、
そこから種をとってまた種をまいても、同じ性質に育つとは限りません。

ミニハボタンも元は普通のハボタンから品種改良されたものなので、
次の種で育てた場合は、普通種と同じ大きなサイズに育つ可能性もあります。

同じ性質のものを育てたいのであれば、残っている種を使うか、
挿し木をするか、新しく購入した方が無難です。


■病害虫

アオムシ、ヨトウムシ、アブラムシがつくことがあります。
いずれも発見次第、捕殺するようにしましょう。

■参考
・ハボタン(葉牡丹)の育て方|年末年始の購入株を毎年楽しもう♪
・ハボタンを簡単に増やす方法は?
・踊り葉牡丹の育て方は?
・葉牡丹の寄せ植え、上品な組み合わせで
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