moss phlox (1).jpg
シバザクラのグランドカバー


土がむき出しになっていたりする地面を、
広く覆うように育つ植物をグランドカバーと呼びます。

砂利やレンガなどでも代用できますが、
植物でグランドカバーをすることには大きな利点があります。

ナチュラルで奥行きや拡がりのある雰囲気にすることができたり、
泥はねや雑草を防止したりすることができます。

グランドカバーには、匍匐するものや地下茎で伸びるものなどがあり、
生長の速度も違うので、カバーする範囲や環境に合わせて品種を選びます。


■グランドカバー 多年草 画像付き

Ajuga (2).jpg
開花時期は美しい紫のカーペットに

Ajuga (1).jpg
・アジュガ(Ajuga) 

シソ科/半日陰〜日陰 
花期:4月〜5月 
草丈:10cm〜30cm


耐陰性があり、日陰でもよく育ちます。
その反面、直射日光には弱く、乾燥しすぎる環境も苦手です。

ランナーを伸ばした先で子株が根付き、だんだんと増えていきます。
春には花穂を伸ばして紫の花を咲かせますが、
葉色も美しいので、花のない時期でも楽しめます。



creeping thyme.jpg
扱いやすいのでお勧めのクリーピングタイム

creeping20thymeA.jpg
・クリーピングタイム (creeping thyme)  

シソ科/日向〜半日陰 
花期:4月〜6月 
草丈:15cm〜30cm


クリーピングタイムは這うように横に広がりつつ育ちます。
さらに、耐寒性や病害虫に強く育てやすいのが魅力です。

耐陰性もあるので、広い範囲で育成することができます。
踏みしめに強いので、上を歩いても枯れたり乱れにくく、
ピンクの花色も愛らしく、上を歩くたびに良い香りが広がります。



kakidosi (2).jpg
日本のカキドオシ

Glechoma hederacea (1).jpg
・グレコマ(Glechoma hederacea) C)園芸ネット プラス
 
シソ科/日向〜日陰
花期:4月〜5月 
草丈:5cm〜20cm


和名はセイヨウカキドオシ、グランドカバーやハンギングに人気です。
小さめの葉は、縁に丸い切れ込みが入り、斑入りの品種もあり。
茎も細いのでかわいらしく繊細な雰囲気が素敵です。

日陰にも強く、とても丈夫で節からも根を出して横に広がります。
アプローチや樹木の下、石垣などでもよく育ちます。



moss phlox (2).jpg
花期は短いが、とっても美しい

moss phlox.jpg
・シバザクラ(moss phlox)  

ハナシノブ科/日向〜半日陰 
花期:4月〜5月 
草丈:10cm


花期は短いですが、株一面に咲かせるので見応えがあります。
花色も豊富で、単色で植えても何種類かの色を合わせても良い感じです。

生長スピードはあまり早くなく、こんもりとした状態で広がっていきます。
乾燥には強いですが、蒸れには弱く、根元が枯れあがってしまうことがあるので、
排水のいい場所に植え付けるようにしましょう。



Sedum L..jpg
セダム(マルバマンネングサ)

Sedum L. (2).jpg
・セダム(Sedum L.)  

ベンケイソウ科/日向 
花期:品種による 
草丈:5cm〜100cm


セダムはたくさんの品種があり、それぞれに特性があるので、
グランドカバー向きのものを植えるようにします。

また、耐寒性も品種によって強弱が違いますので、
苗を購入する時は必ず確認するようにします。

狭い場所や痩せた土、土の量が少ない場所でも生長し、
乾燥にも多少の耐性があり、やや乾燥気味な状態を好みます。

刈り込みにも耐えますので、伸びすぎたらカットして、
スペースより広がらないようにします。



bigleaf periwinkle.jpg
花も葉も美しい

bigleaf periwinkle (2).jpg
・ツルニチニチソウ(bigleaf periwinkle)  

キョウチクトウ科/日向〜日陰 
花期:4月〜5月 
草丈:10cm


卵型の光沢のある葉は常緑性で、冬でも緑を楽しめます。
日向でも日陰でも生育し、とても丈夫です。

ツルニチニチソウよりも葉が小型の品種で、
ヒメツルニチニチソウというものがあります。

葉は小型ですが、生育はツルニチニチソウよりも早いので、
早くカバーしたい場合は、ヒメツルニチニチソウを選ぶと良いでしょう。



Persicaria capitata.jpg
・ヒメツルソバ(Persicaria capitata)  

タデ科/日向〜半日陰 
花期:7月〜11月 
草丈:5cm〜10cm


別名ポリゴナムという名前で呼ばれ、金平糖のような花をつけます。
性質はとても丈夫で、日向をとても好みますが、
半日陰程度なら少々花付きは悪くなりますが、問題なく生育します。

こぼれ種からも増えますので、年々広がるスピードが早くなる印象です。
ある程度の刈り込みにも耐えるので、
広がりすぎたと思ったら、カットして抑えるようにします。



Aptenia cordifolia (1).jpg
開花が嬉しいベビーサンローズ

Aptenia cordifolia (2).jpg
・ベビーサンローズ(Aptenia cordifolia)  

ツルナ科/日向〜半日陰 
花期:6月〜10月 
草丈:5cm


日当たりと少々乾燥した環境を好みます。
とはいえ、半日陰程度の日当たりがあれば、
生育に問題はありませんし、愛らしい開花を見られます。

花は濃いピンク色の小さな花で、花期の間はポツポツとよく咲かせます。
肉厚で光沢のある葉は、明るいグリーンのものと、斑入りのものとあります。
耐寒性が少々弱いので、霜の当たらない場所に植えましょう。

■参考
・春の花壇作り
・夏の花壇作り
・秋の花壇
・冬の花壇
・花壇 種類 画像つき
・夏に長く咲く花 画像付き
・西日に強い花
・グランドカバー ハーブ 画像付き
・グランドカバー 多年草 画像付き
・グランドカバー ピンクの花
・グランドカバー 白い花
・グランドカバー 青い花
・グランドカバー 黄色い花