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ツルムラサキ、プランターでもよく育ちます C)キビタキ


ツルムラサキはツルムラサキ科の一年草で、
秋に寒くなってくると枯れてしまいますが、
それまでは、次々と収穫できます。

ツルムラサキには緑茎種と赤茎種がありますが、
両方とも食用になります。
スーパーでは、緑のものが主に販売されています。

収穫したものは、汁の実やお浸し、和え物などにすることができます。
ホウレンソウのような味ですが、少しクセが強いですが、
カルシウムがホウレンソウの4倍も含まれていたりと、栄養が豊富です。

上手に栽培すれば、長期間、十分に収穫することができます。


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ツルムラサキの緑茎種 C)キビタキ


■ツルムラサキの育て方

・栽培環境
ツルムラサキは、日当たりの良い場所で育てます。
仕立てによっては、行灯仕立てにしたり、
グリーンカーテンのようにもできます。

・種まき
ツルムラサキは、種からでも容易に、
栽培ができますですので、挑戦してみましょう。

発芽温度が25℃〜30℃と高いので、
十分に気温が上がってから種まきをしましょう。
時期としては4月〜6月です。

ツルムラサキは種の殻が硬いので、
前日に水につけておくと、発芽しやすくなります。

直播きでもポット播きでも良いです。
直播きの場合は、種をまく場所をよく耕しておきます。
株間は30cm〜40cmです。

ポット播きの場合は、ポットに土を入れておきます。
種をまく場所に、ペットボトルのフタなどを使って、
深さ1cmほどに土を凹ませます。

凹ましたところに、2粒〜3粒の種を置いて、上に土をかぶせます。
最後に水を与えて、種まきは完了です。

・間引き
まいた種の数によりますが、3粒まいて全て発芽している場合は、
本葉が出てき始めたら、1回目の間引きを行います。

生育が一番悪いものを選び、引き抜きます。
2回目は本葉が4枚〜5枚になった頃です。
生育の良いものを残して、あとは引き抜いて間引きます。


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生長がとても早いです C)キビタキ


・植え付け
ポット播きの場合は、本葉4枚〜5枚になった頃に、定植するようにします。
地植えの場合は、種まきと同じように30cm〜40cmで植えつけます。

プランターに植え付ける場合は、
60cm深型プランターに3株〜4株を目安に植え付けます。 


培養土は市販の野菜用培養土でいいでしょう。
植え付けの後は、たっぷりと水を与えておきます。

・水やり
土の表面が乾いたら、水をたっぷり与えるようにします。
プランターの場合は、底から水が出てくるまで与えるようにしましょう。

ツルムラサキは、夏の暑さに負けず、
ぐんぐん生長しますので、水分を大量に必要とします。

朝に水を与えたとしても、夕方に土が乾いているようであれば、
夕方も、たっぷり与えるようにします。

日中に水を与えると、湿った土の温度が上がり、
蒸れることがあるので、日中の水やりは避けるようにしましょう。

・肥料
収穫が始まったら、1ヶ月に1回のペースで、緩効性の固形肥料を与えましょう。
あるいは、1週間〜10日に1回のペースで、
規定通りに薄めた液肥を、潅水代わりに与えるといいでしょう。

・栽培管理
ツルムラサキの高さが50cmほどになったら、
収穫を兼ねて、先から15cm〜20cmのところで、
摘芯をして脇芽の発生を促します。 


同時に、支柱やネットを準備します。
2メートルほどの高さに伸びますので、
十分な長さの支柱やネットを準備しておきましょう。

またグリーンカーテンにする場合は、
育っていくうち、花芽がつくことがあります。
その場合は、花が咲く前に摘み取ってしまいます。


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グリーンカーテンにもできる茂り方です C)キビタキ
*キビタキさまのお写真は、下記からご覧になれます
http://photofriend.jp/photo/list/58041/


◎増やし方
育てている苗でも、市販されているツルムラサキでも、
挿し木で簡単に増やすことができます。

下葉を取って15cmくらいの茎を斜めにカットし、
水あげしてから清潔な用土に挿しておくと、
10〜14日くらいで発根し葉も生長してきますので、
鉢上げして育てていきます。


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下葉を取り、茎を斜めにカットする


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水揚げしてから清潔な用土に挿す


■収穫

ツルムラサキの摘芯をした後、脇芽が育ってきたら、
摘芯の時と同じように、先から15cm〜20cmを収穫します。

伸びたら収穫を繰り返し、秋まで収穫が可能です。
大きくなりすぎた葉や、しっかりした茎は、
硬くて食味が悪いので、収穫は若いうちに早めに行いましょう。


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花が咲くと株が弱るので摘み取ります


■病害虫

ツルムラサキは、比較的、病害虫には強い植物です。
それでも、うどん粉病にかかったり、
アブラムシがついたりすることがあります。

うどん粉病は、茂りすぎたりして、
風通しが悪くなると発生することがあります。

茂ってきたら、収穫や間引きをして、
風通しの良い状態を保つようにしましょう。

アブラムシは発生初期であれば、
粘着テープなどを使って捕殺することが可能です。

放置すると爆発的に増えるので、
いつも菜園を観察して目を光らせておきましょう。

■参考
・ツルムラサキのレシピ|特有の臭みを消して美味に♪
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